カーボンネットゼロの実現に向けた具体的な取組みは、下記「5 missions for the SDGs」の「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」をご覧ください。
また、GHG排出量削減の進捗状況及び再エネ導入割合は、「環境データ」ページをご覧ください。

カーボンネットゼロの実現に向けた具体的な取組みは、下記「5 missions for the SDGs」の「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」をご覧ください。
また、GHG排出量削減の進捗状況及び再エネ導入割合は、「環境データ」ページをご覧ください。

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

mission 1テナントと協力し、エネルギー使用量・CO2排出量を削減すること。

これまでの取組み
  • GHG排出量削減目標の設定とSBTネットゼロ認定の取得
  • 再エネ100宣言 Re Action加盟
  • 再生可能エネルギー100%電力の導入
  • 省エネ診断の取得促進
  • LED照明・空調設備等省エネ設備の導入
  • 電力会社切替によるCO2排出量の削減
  • 物流施設屋上に太陽光パネルを設置
  • 賃貸借におけるグリーンリース条項付き契約の促進
  • テナントと協働したエネルギー使用量削減施策の実施
  • オフィスPMOにてテナントの電気使用量見える化
  • 駐車場に電気自動車充電サービスを導入
  • PM会社向けサステナビリティ講習会の開催
  • 温室効果 ガス(GHG)排出量、 水使用量 、廃棄物重量 の実績推移開示
  • 環境データの第三者検証を取得
3年程度で実施を進める取組み
  • 省エネ診断に基づく、費用対効果の高い省エネ設備の導入
  • テナントに対するサステナビリティ意識向上施策の実施
  • PM評価にサステナビリティ項目を導入
将来実施したい取組み
  • カーボンネットゼロ達成
  • RE100達成

これまでに実施してきた主な取組み

GHG排出量削減目標の設定とSBTネットゼロ認定の取得

GHG排出量削減目標を策定し、2023年3月に国内私募REITとして初となるSBTiによるSBTネットゼロ認定を取得しました。詳細は「取組み目標」ページをご覧ください。

再エネ100宣言 Re Action加盟

カーボンネットゼロの実現に向けて、再エネ電力比率目標を策定し、2022年10月に「再エネ100宣言 Re Action」に加盟しました。詳細は「取組み目標」ページをご覧ください。

再生可能エネルギー100%電力の導入

太陽光・風力・バイオマス燃料等から発電された再生可能エネルギー由来の電力等と、環境付加価値を持つ非化石証書等を組み合わせた「再生可能エネルギー100%電力」を導入しています。

導入率: 1.5%(電気使用量ベース)

  • 電気使用量は2021年度(2021年3月~2022年2月)の実績値から算出しています。なお、上記数値はScope 2における導入率です。

省エネ診断の取得促進

専門のコンサルタント会社等による「省エネルギー診断報告書」を物件単位で取得し、省エネ施策の実施に役立てています。

取得率: 22%(物件ベース)

LED照明の導入

光源寿命が長く消費電力を抑えることができるLED照明を、各物件の共用部を中心に導入しています。

導入率: 97%(物件ベース)

  • 物件の一部に導入している場合を含みます

太陽光パネルを設置

物流施設の屋上に太陽光パネルを設置しています。

導入率: 86%(物流施設の物件ベース)

  • 底地物件については対象外としています。

駐車場に電気自動車充電サービスを導入

駐車場に電気自動車の充電コンセントを設置し、電気自動車を所持する入居者への利便性向上を図るとともに、電気自動車利用を積極的に促進することでGHG排出量の削減に努めています。

テナントの電気使用量見える化

オフィス「PMO」にて、貸室内に専用のタブレットを設置し、電気使用量の見える化に取り組むことで、テナント企業のエコ意識向上を促しています。

働きがいも経済成長も

mission 2働く人や暮らす人に、快適な日々を提供すること。

これまでの取組み
  • 日本初「CASBEE-ウェルネスオフィス先行認証」を取得
  • 従業員控室・ゴミ置き場等の美装工事実施
  • 事業所内保育所の開設をサポート
  • オフィスPMOにて人材交流イベントの実施
  • オフィスにトイレ混雑防止メディアサービスを導入
  • レジ入居者向けトラブル対応サービス「賃貸ほっとサポート」の展開
  • レジ入居者アンケートの実施
  • レジ共用部に入居者向けスポーツジムスペースの設置
  • レジ駐車場にカーシェアを導入
  • レジに電動マイクロモビリティのシェアサービスを導入
  • レジ共用部でのスーツ販売会実施
  • レジ共用部にワーキングスペースの設置
  • レジに置き配サービスを導入
  • レジにコンビニエンススタンドサービスを導入
  • 物流施設従業員向けにカフェテリアの提供
  • 物流施設テナント向け求人サイトの運営
  • 物流施設にシェアサイクルサービスを導入
  • 従業員控室・ゴミ置き場等の美装工事推進
3年程度で実施を進める取組み
  • 建物内の空気環境確認、改善策の実施
  • 飲食テナントの周辺オフィスワーカーへの広告を支援
  • レジ入居者向け交流イベントを実施
  • レジにスマートロックの導入
将来実施したい取組み
  • CASBEE-ウェルネスオフィスの取得
  • テナント専用共有スペースの導入
  • レジ周辺利便施設との提携拡大(飲食店・クリーニング・コインランドリー等)

これまでに実施してきた主な取組み

日本初「CASBEE-ウェルネスオフィス先行認証」を取得

「CASBEE-ウェルネスオフィス」は、建物利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組みを評価する認証制度です。2020年1月、NPRの保有物件にて日本初の先行認証を取得しました。

従業員控室の美装工事を実施

商業施設のバックヤードにある従業員控室の美装工事を実施しました。NPRでは、従業員控室の他、ゴミ置き場やトイレ等の環境改善を積極的に行うことにより、働く人や暮らす人に快適な日々を提供できるよう努めています。

事業所内保育所の開設をサポート

オフィス入居テナントが、自社従業員向けの保育所を、同オフィス内に開設しました。NPRでは、保育所の開設・開設後の運営を積極的にサポートしています。

オフィスPMOにて人材交流イベントの実施

オフィス「PMO」の入居テナントを対象に、企業同士の交流やビジネスマッチングの場を提供しています。

オフィスにトイレ混雑防止メディアサービスを導入

オフィスのトイレに混雑防止メディアサービスを導入しました。トイレ個室に小型のデジタルサイネージを設置し、リアルタイムの混雑情報とセンサーで計測した個室利用時間を利用者に知らせることで、トイレの長時間利用の抑止及び混雑解消による利用者の満足度向上に努めています。

入居者向けスポーツジムスペースの設置

レジ共用部の改修工事を実施し、新たに入居者向けスポーツジムスペースを設置しました。入居者は無料でご利用いただける施設です。

レジに電動マイクロモビリティのシェアサービスを導入

居住用施設の共用部に電動マイクロモビリティ(電動アシスト自転車・電動キックボード)のポートを設置し、シェアサービスの導入を開始しました。入居者への利便性向上を図るとともに、CO2排出量の少ない移動手段を提供しています。

レジ共用部にワーキングスペースを設置

レジ共用部にワーキングスペースを設置し、入居者の皆様が集中して仕事・勉強・読書等を行える場所を提供しています。

レジに置き配サービスを導入

オートロック機能付き集合エントランスにスマートロック等を設置することにより、配達業者が置き配サービス(配達先の玄関ドア前等指定された場所へ荷物を置いて届けるサービス)を提供できる環境を整えています。

レジにコンビニエンススタンドサービスを導入

入居者が専用アプリを通じて手軽に商品の購入・支払いができるコンビニエンススタンドをレジの共用部に導入しました。

物流施設従業員向けにカフェテリアの提供

物流施設にカフェテリアを設置し、従業員の昼食・休憩の場を提供しています。

物流施設テナント向け求人サイトの運営

物流施設「Landport」では、セクター特有の大きな課題である「働き手の確保」をサポートする目的で、PM主導でテナントの求人活動を行うウェブサイトを運営しています。

住み続けられるまちづくりを

mission 3あらゆる人にとって、安心と喜びに満ちた街をつくること。

これまでの取組み
  • 保育所・医療機関をテナントとして誘致
  • AED設備・防犯カメラの設置
  • 商業施設にて地域コミュニティ向けイベントの開催
  • 商業施設にてSDGsをコンセプトとした年間販促イベントを実施
  • 商業施設にて障がい者や難民支援の活動を実施
  • 商業施設にてフードドライブを実施
  • 地域ボランティア活動への参加
3年程度で実施を進める取組み
  • 地元学生との交流活動を実施(職業体験・イベント等)
  • テナントと協働した地域ボランティア活動の実施
  • AED設備、防犯カメラ設置率100%(物件ベース)
将来実施したい取組み
  • 地域スポーツチームの振興・発展に協力

これまでに実施してきた主な取組み

保育所・医療機関をテナントとして誘致

NPR保有物件には、保育所や医療機関といった地域の安心・地域の活性化に寄与するテナントが数多く入居しています。

保育所・幼稚園・医療機関数: 24テナント

  • テナントが複数の店舗を開設している場合は、店舗数をカウントしています。

AED設備・防犯カメラの設置

地域の安心・安全につながるAED設備・防犯カメラの設置を推進しています。

AED設置率: 44%(物件ベース) 防犯カメラ設置率: 98%(物件ベース)

商業施設にて地域コミュニティ向けイベントの開催

商業施設を中心に、「七夕まつり」や「クリスマス会」等、地域の喜びを増やすイベントを開催しています。

商業施設にてSDGsをコンセプトとした年間販促イベントを実施

商業施設「MINANO」において、2022年度販促イベントとして「みんなのMINANO、みんなでSDGs。」をコンセプトに掲げ、年間通してSDGsに係る様々なイベントを開催しました。

商業施設にて障がい者や難民支援の活動を実施

商業施設を中心に、障がい者による食品販売や女子難民への教育支援活動等、あらゆる人にとって安心ある街作りを推進しています。

商業施設にてフードドライブを実施

商業施設にて、家庭で余った食品をお客様が持ち寄り福祉活動団体へ寄付する取組み「フードドライブ」を開催しています。

住み続けられるまちづくりを

mission 4気候変動などの自然災害に備え、被害を最小限に抑えること。

これまでの取組み
  • オフィスPMOにて非常時に備えた防災備品の備蓄
  • EV内への防災備品設置
  • レジ入居者への防災備品の配布
  • レジ入居者への防災対策啓蒙シールの配布
  • 防災訓練の実施
  • 浸水防止用の止水版・水のう(止水壁)を設置
  • 防災用救助工具セットの設置
  • 地震・内水リスクアラートの運用
  • TCFDに基づく非財務情報(定性評価)の開示
3年程度で実施を進める取組み
  • 保有物件に避難場所・ハザードマップを掲示
  • EV内への防災備品設置を推進
  • テナント向け防災理解度向上施策の実施(説明会、パンフレット等)
  • レジにて防災訓練の実施
  • 地震・内水リスクアラートの利用拡大(PM・BM等に展開)
将来実施したい取組み
  • TCFDに基づく非財務情報(定量評価)の開示

これまでに実施してきた主な取組み

EV内への防災備品設置

災害等の緊急時対応を目的に、保有物件のエレベーター内に防災備品の設置を推進しています。

取得率: 18%(物件ベース)

レジ入居者への防災備品の配布

レジの入居者を対象に、希望に応じて防災備品を無料配布しています。

レジ入居者への防災対策啓蒙シールの配布

レジの入居者向けに、災害時の避難場所や防災対策を記載した啓蒙シールを配布し、入居者の安心・安全に努めています。

浸水防止用の止水版・水のう(止水壁)を設置

台風や集中豪雨による浸水被害を防ぐために、運搬・取り外しが容易な止水版・水のうの設置を行っています。NPRでは、保有物件の浸水リスクを的確に把握し、その対応を進めています。

地震・内水リスクアラートの運用

地震アラートとは、地震が発生した際、物件所在エリアの計測震度・被害発生確率等が、資産運用会社の担当社員宛にメールにて通知されるシステムです。また、内水リスクアラートは、浸水の恐れがある場合、同様に担当社員宛にメールにて通知されるシステムです。アラートの活用により、災害時の初動強化に努めています。

陸の豊かさも守ろう

mission 5豊かな空間を増やし、憩いの時間を創出すること。

これまでの取組み
  • 植物の力で発電するボタニカルライトを設置
  • オフィスPMOテナント向けに「田植え・稲狩りイベント」体験を実施
  • 商業施設にて花壇づくりコンテストを実施
  • 新規入居テナントへ観葉植物を贈呈
3年程度で実施を進める取組み
  • テナント、投資家向けに植樹イベントを開催
  • 共用部に緑を増やし、憩いの場を演出
  • 保有物件の屋上でハチミツを栽培
  • テナントに観葉植物等を贈呈
将来実施したい取組み
  • 保有物件の壁面緑化を実施

これまでに実施してきた主な取組み

植物の力で発電するボタニカルライトを設置

植物と共存する微生物の力を利用して発電するボタニカルライトを試験的に設置しました。電源が不要なため、非常時の際は非常灯の役割を果たすことができます。

オフィスPMOにて「田植え・稲狩りイベント」体験

オフィス「PMO」にて、入居テナント従業員を対象に田植えと稲刈りの体験イベントを実施しています。

商業施設にて花壇づくりコンテストを実施

テナントや地域住民と協力し、物件内に緑を増やす取り組みを実施しています 。

新規入居テナントへ観葉植物を贈呈

NPRでは、保有物件の新規入居テナントへ観葉植物を贈呈しています。一般的な胡蝶蘭とは異なり、緑を長く維持できる観葉植物を贈呈することにより、建物内に緑豊かなスペースが増えるよう努めています。

その他

これまでの取組み
  • 保有物件における環境外部認証の取得
  • 投資家様向けにサステナビリティカンファレンスを開催
  • サステナビリティ・リンク・ローンに係る包括的フレームワークの策定
  • 環境マネジメントシステム(EMS)エコアクション21認証・登録
3年程度で実施を進める取組み
  • 保有物件における環境外部認証取得率75%(面積ベース)
  • 各物件における水消費量・廃棄物の削減
将来実施したい取組み
  • ポジティブインパクト投資の実施
  • 物件取得基準にサステナビリティ評価を導入

これまでに実施してきた主な取組み

投資家様向けサステナビリティカンファレンスの開催

NPR及び野村不動産投資顧問のサステナビリティに関する考え方や取組みを幅広く投資家様に知って頂くことを目的に、サステナビリティカンファレンスを開催致しました。

カンファレンスで使用した資料と、WEB配信動画についてはこちらをご覧ください。
※閲覧にはログインが必要です。

環境外部認証の取得推進

NPRでは、DBJ Green Building認証・BELS・CASBEE-不動産等の環境外部認証の取得を促進しています。

環境外部認証取得率: 80%(面積ベース)

  • 環境外部認証とは、DBI Green Building 認証・BELS・CASBEE-不動産を意味しています。

<BELS取得に関する補助金活用事例>

2023年12月、「ホテルルートイン名古屋今池駅前」において、BELS取得に関する補助金を活用してBELS★5の評価を取得しました。

サステナビリティ・リンク・ローンに係る包括的フレームワークの策定

持続可能な社会の発展に貢献するための資金調達を目的として、サステナビリティ・リンク・ローン(借入人が予め設定したサステナビリティに関する取組み目標の達成状況と借入金利を連動させるローン商品及びコミットメントライン等融資枠)における包括的フレームワークを策定しました。

環境マネジメントシステム(EMS)エコアクション21認証・登録

環境省が定めた環境経営システムに関する第三者認証・登録制度である「エコアクション21」の認証・登録を取得しています。

  • 上記取組みは、「全物件」等の記載がない限り、一部の物件で実施している取組みです。
  • 上記取組みの中には、既に終了している取組みも含まれます。
  • 取得率・設置率等の割合は、2023年2月末時点の保有物件を対象とした数値です。

NPRは、2016年からGRESBリアルエステイト評価に参加し、継続的に高い評価を取得しています。

  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
レーティング 4 Stars 5 Stars 5 Stars 5 Stars 4 Stars 4 Stars 5 Stars 5 Stars
Green Star
Sector Leader - - ※1 ※1 ※1 - ※2 -
  • アジア・総合型セクター(非上場)でトップレベルとして獲得
  • アジア・総合型セクター(上場・非上場)でトップレベルとして獲得

レーティング

総合スコアの順位により「1 star」から最上位「5 stars」の5段階で評価されます。

Green Star

ESG推進のための方針や組織体制などを評価する「マネジメント・コンポーネント」と、保有物件での環境パフォーマンスやテナントとの取組み等を評価する「パフォーマンス・コンポーネント」の双方で優れた取組みを実践している参加者に付与されます。

Sector Leader

上場・非上場、用途、地域などの区分ごとに高い総合スコアの参加者に付与されます。

GRESB5 2019