方針・体制 推進体制
サステナビリティの推進体制
本資産運用会社は、サステナビリティ方針に基づく取組み(気候変動への取組みを含みます。)を継続的かつ組織的に推進するために、以下の体制を整備しています。
(1)取締役会
取締役会は、サステナビリティ方針、サステナビリティ推進規程等の社内規程の制定及び改定を行います。
また、サステナビリティ推進規程に基づき、年に1回以上、サステナビリティ推進最高責任者から年間のサステナビリティに関する取り組みの実績報告を受けます。取締役会は、この報告に基づいてサステナビリティに関する取り組みに対するモニタリング(監督)を継続的に実施しています。
(2)サステナビリティ推進最高責任者
投資委員会の委員長である社長執行役員が担当し、本資産運用会社が運用するファンドのうち、サステナビリティ推進に重点的に取り組むファンドを指定します。(なお、本投資法人は指定ファンドに該当します。)サステナビリティに係る最高責任者として投資委員会における意思決定に関与するとともに、サステナビリティ最高規程に基づき、原則として6ヶ月に1回以上、取締役会に対して報告を行います。
(3)サステナビリティ推進執行責任者
本投資法人の運用を統括するNPR運用部長が担当し、サステナビリティ推進に係る執行責任者として、サステナビリティ推進会議の開催及び投資会議への付議、報告を行います。
(4)投資委員会
社長執行役員を委員長とし、最高戦略責任者その他の執行役員等を委員とする本投資法人の運用に係る意思決定機関であり、サステナビリティ推進規定に基づき、年に2回以上、本投資法人のサステナビリティに関する目標や施策等を審議・決定します。
(5)サステナビリティ推進会議
サステナビリティ推進執行責任者を委員長、運用企画部サステナビリティ推進課・エンジニアリング課及び本投資法人の運用に関連する部門長等を委員とし、サステナビリティ目標や施策等の立案、提言とモニタリング(リスク管理含む)を担う組織として、サステナビリティ推進規定に基づき、原則として年に4回以上開催されます。
(6)運用企画部サステナビリティ推進課・エンジニアリング課
サステナビリティ方針に基づき、本資産運用会社及び本投資法人のESG配慮の推進にかかる業務全般をサポートします。
<サステナビリティ推進体制>
<年間スケジュール>
サステナビリティ推進マニュアルの制定
本資産運用会社は、サステナビリティ推進にかかる実行性を高めることを目的として、エネルギー使用量、温室効果ガス排出量、水使用量、廃棄物重量の継続的な把握・削減のための基本方針や具体的な手順、社外関係者との協働(グリーン調達)のための基本方針や具体的な手順を定めた「サステナビリティ推進マニュアル」を制定しています。
サステナビリティ推進マニュアルの概要
マニュアル | 内容 |
---|---|
省エネルギー、温室効果ガス、節水、 廃棄物削減マニュアル |
|
グリーン調達マニュアル |
|
サステナビリティ・リスク評価
保有資産のサステナビリティ・リスクの適切な特定・把握を目的として、定期的に保有資産のサステナビリティ・リスクを評価しています。
この評価結果を踏まえて、重大なサステナビリティ・リスクが判明した場合は、サステナビリティ推進会議においてリスク低減に向けた改善策を提案することとしています。
なお、サステナビリティ・リスク評価は全物件に対して約5年間のローテーションに基づいて行っています。
役職員への研修
本資産運用会社の役職員によるサステナビリティの更なる推進と意識啓発のため、サステナビリティの重要性や最新の動向及び本投資法人における目標や施策の内容並びに進捗状況について、年1回以上役職員向けの研修を開催し、意識と情報の共有を行っています。